空前のゲームブームのお陰で、私の元にも「どのモニターがおすすめですか?」や「モニターを選ぶときに何を気をつけたら良いですか?」といった、モニターについての質問が沢山届くようになりました。
なので、2021年9月現在で144hz(144fps)のおすすめできるモニターを8つ厳選してご紹介します。
モニターを購入したいけど、どこを見て購入すればいいか分からないという方は是非最後まで見てみて下さい。
モニターを変えるだけで、今までにないゲーム体験が可能になりますよ!
目次
そもそもリフレッシュレートとは
リフレッシュレートとは、画面が1秒間に切り替わる回数の事です。
リフレッシュレートは、よくパラパラ漫画に例えられます。
60hz(60fps)は60枚の紙で構成されたパラパラ漫画、144hz(144fps)は144枚の紙で構成されたパラパラ漫画だとイメージして下さい。
紙の枚数が多い方がより動きが滑らかに見えますよね?
リフレッシュレートが高ければ高いほど、画面に表示される映像が滑らかに見えます。
一般的なテレビが30hz、一般的なモニターが60hzとなっています。
リフレッシュレートが高いメリット
では、リフレッシュレートが高いと映像が綺麗に見えるという事以外にメリットはあるのでしょうか?
正直、映像が綺麗になるだけなら安いモニターで良いじゃんと思いませんか?
でもそれだけじゃ無いんです。
リフレッシュレートが高いモニターにはメリットが他にもありますので、1つ1つ見ていきましょう。
先手を取れる
リフレッシュレートが高いと、相手より早く攻撃できます。何言ってるか分からないと思いますが本当の話です。
同じぐらいの反射神経で、同じ速度で相手を攻撃をした時、モニターのリフレッシュレートが高い方の攻撃が先にヒットします。
詳しい解説はコチラのサイトで解説されていますので、気になった方は見てみて下さい。
要するに、リフレッシュレートが高い方が相手より有利になると覚えておけばOKです。
索敵しやすい
映像が綺麗になっている分、動いている物の判別がしやすくなります。
例えば遠くで何か動いているけど、オブジェクトなのか敵なのか分からんって事が無くなります。
敵より先に見つける事ができれば、有利なポジションを取れたりするので、それだけで勝率が高くなります。
リフレッシュレートの確認方法
今自分が使っているモニターのリフレッシュレートの確認方法をご紹介します。
60hzのモニターを使っている方は是非144hzのモニターの購入を検討してみて下さい!
購入時に入っていた箱or説明書・仕様書を確認する。
モニターを購入した際の箱や説明書・仕様書に「〜hz」と記載があるはずです。
もしそれらが残っていない場合は、インターネットでモニターの型番を調べてみて下さい。
ほとんどの場合は、メーカーの公式ページに仕様が記載されております。
型番も詳しく分からない!
という方は次の方法で確認して下さい。
PCに接続して確認する。
モニターとPCを接続することで、現在接続されているモニターの情報を確認する事ができます。
Windowsの設定から→システム→ディスプレイ→ディスプレイの詳細設定で見る事ができます。
ここに書かれてる「〜hz」がリフレッシュレートです。
モニターを選ぶ時に確認したいこと
ではモニターを購入する時にどんな事を確認して買えば良いのでしょうか?
そもそも、PS4やNintendo Switchは60fps以上に対応していないので、144hzのモニターを買ってもあんまり意味が無いです。
今後PS5やゲーミングPCの購入を検討しているという方であれば購入しても問題ないですが、自分が使用しているゲーム機が144fpsに対応しているかどうかをまず前提として確認しておいて下さい。
画面サイズ
モニターの画面サイズは、ゲームをプレイする事が多いのであれば23〜24インチ前後の大きさがおすすめです。映画鑑賞やスポーツ観戦が多いという方は27インチ等の大型のモニターがおすすめです。
モニターは大きければ大きいほど良いというわけではなく、例えばシューティング系のゲームをする時にモニターが大きすぎると、見る場所が多くなってしまって、目が疲れやすく、敵も見つけづらくなるというデメリットがあります。
逆に、ウインドウをたくさん表示させて作業を行うことが多い人は、小さいモニターだと見づらくなってしまうので、大きいモニターがおすすめです。
購入前に自分がどんな用途で使うのかをよく考えてから画面サイズを決めましょう。
応答速度
応答速度は、画面の色が「黒→白→黒」と変化するときに要する時間の事です。 単位には「ms」(ミリ秒、1msは1秒の1000分の1秒)が使われます。
応答速度が「12ms」の液晶ディスプレイは、画面の色が「黒→白→黒」と変化するときに12msの時間がかかるということですので、普通に映像を見る分には何も影響はありませんが、一瞬を争うゲームではその遅延が命取りになります。少しでも勝率を上げたいのであれば、応答速度が1ms以下のモニターを購入するようにしましょう。
価格
自分の予算内で無ければ購入する事ができません。
モニターにかけられる予算は人それぞれ違いますので、価格とスペック、両方のバランスが取れたモニターを選ぶようにしましょう。
価格別でおすすめのモニターをご紹介しておきますので、是非参考にしてみて下さい。
値段が安いから性能が悪いという事はありません。安くて高性能なモニターもあります!(144hzという時点で高性能なのですけどね。笑)
144hzのおすすめモニター【〜2万円】
ここでは2万円以下で購入することのできるモニターをご紹介します。
と思ったのですが、最近のゲームブームのせいか、モニターも値上がりしていて、2万円以下で買える144hzのモニターが見つかりませんでした。泣
すみません。
現時点では、新品で144hzのモニターを2万円以下で手に入れるのは難しいです。どうしても予算を抑えたいならメルカリ等で、中古のモニターを購入しましょう。
2万円以下のモニターを見つけ次第、随時更新していきます!
144hzのおすすめモニター【〜3万円】
ここからは2万円台で買えるおすすめのモニターをご紹介します。
ゲームをするならこの価格帯のモニターがおすすめです。応答速度も1ms以下で、画面サイズも23〜24インチの物が沢山販売されていますので、色々検討してみて下さい。
ですが、Amazonでモニター選ぶ際には必ず「144hz」「1ms」と記載されているか確認して下さい。
BenQ ZOWIE XL2411K 24インチ
BenQのモニターはAmazonでも売れ行き1位のモニターです。
プロシーンで活躍している方の多くがBenQのモニターを使用しています。eSportsの大会でも使用されるほど性能の高いモニターとなっております。
「DyAcテクノロジー」が採用されており、射撃時の画面のブレや激しい画面の動きを抑えてくれるので、より敵が見やすくなります。
他にも、暗い場所の敵が視認しやすくなる「Black eQualizerカラーエンジン機能」等も搭載されており、勝ちにこだわる方に自信を持っておすすめできるモニターです。
Dell S2421HGF 23.8インチ
このモニターは元々19800円で購入できたコスパ最強のモニターでしたが、値上がりしてしまいました。笑
とは言っても、まだまだゲーミングモニターとしては比較的安く購入する事ができます。
独自の冷却性能を搭載しているのが特徴の一つで、その他にも有線のケーブルを一つにまとめる事が出来る「ケーブルスロット」や、ブルーライトをカットしてくれる「ComfortView機能」、ちらつきを防止してくれる「フリッカーフリー機能」が搭載されており、デスク周りをスッキリさせてくれるかつ、目に優しいモニターとなってます。
LG UltraGear 24GN-600B 23.8インチ
このモニターは、HDR(ハイダイナミックレンジ)に対応しており、色の表現がとても綺麗です。
オープンワールド系のゲームをプレイする時に、より世界観に没入する事ができます。
勿論144hz、応答速度も1msとFPSで使用しても他のモニターと遜色無く使用する事ができます。
画面のカクつきを抑制する「AMD FreeSync Premium」、暗いシーンをより鮮明に見やすくする「ブラックスタビライザー」も搭載されています。
MSI Optix G24C4 23.6インチ
このモニターは、上3つのモニターと違い「湾曲モニター」となっています。
湾曲モニターのメリットは、少ない視点移動で画面全体を把握できることで、素早い判断を求められるゲームシーンに適しています。湾曲モニターは価格が高い傾向がありますので、この価格帯で買える湾曲モニターは稀少です。
画面のカクつきを抑制する「AMD FreeSync Premium」、メーカ保証も3年間ついておりますので、購入後、万が一故障しても安心です。
各モニター比較表
商品名 | BenQ ZOWIE XL2411K 24インチ | Dell S2421HGF 23.8インチ | LG UltraGear 24GN-600B 23.8インチ | MSI Optix G24C4 23.6インチ |
価格 | 26,820円 | 24,552円 | 24,730円 | 25,800円 |
入出力端 | HDMI1.4 / DP1.2 / DVI-DL / ヘッドフォンジャック | HDMIx2/DPx1/ヘッドホンアウトジャックx1 | HDMIx2/DPx/ ヘッドホンアウトジャックx1 | HDMI 1.4b ×2 / DisplayPort 1.2a ×1 / ヘッドホン出力 ×1 |
内部スピーカー | × | × | × | × |
リフレッシュレート | 144hz | 144hz | 144hz | 144hz |
応答速度 | 1ms | 1ms | 1ms | 1ms |
ブルーライトカット | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
高さ調節機能 | ◯ | ◯ | × | × |
メーカー保証 | △(場合による) | 3年 | 5年(別料金) | 3年 |
144hzのおすすめモニター【3万円〜】
3万円以上のモニターとなると、画面のサイズが大きくなってきます。
映像を楽しみたい方や、PCを使って作業をする方におすすめのモニターとなります。
I-O DATA GigaCrysta 23.6インチ
なんと言っても0.6msの応答速度が魅力のモニターです。
1msでも早い方ですが、その更に上をいく応答速度です。
ゲームの暗いシーンをより鮮明に映し出すことができる「Night Clear Vision」を搭載しており、暗闇に隠れた敵や微妙な変化を見逃す事が無くなります。
ゲーミングモニターらしく、背面のロゴも光らせる事ができます!見た目もスタイリッシュで機能面も充実しているモニターです。
ASUS TUF Gaming VG259Q 24.5インチ
ASUS独自の「Shadow Boost」 テクノロジー「Shadow Boost」が搭載されており、暗いシーンでもより多くのディテールが見えるよう、明るい部分を露出させ過ぎず、暗い部分をはっきり見る事ができます。
4つの明るさレベルから調整ができ、暗い場所に隠れている敵を見つけやすいです。
この記事を作成するにあたってリサーチした際にも、このモニターをおすすめしている方が沢山いらっしゃいました。
Acer SigmaLine 27インチ
ゲームをする上で欲しい機能、
- 144hzのリフレッシュレート
- 1msの応答速度
- ブルーライト軽減
- チラつき防止のAMD FreeSync
- 暗がりの視認性を高めるBlack boost
全てを搭載しているバランス的なモニターです。
大きめのモニターでゲームをしたいという方におすすめのモニターです。
KEIAN GD270QD-GE 27インチ
このモニターはー実際のeSports大会「The Craze Supported by eスポーツ MaX」で採用されていたゲーミングモニターです。
量子ドット技術が採用されており、広色域を実現しています。そのため、色の発色がめちゃめちゃ綺麗です。笑
リフレッシュレートも165hzと、他のモニターと比べても高くなっています。
各モニター比較表
商品名 | I-O DATA GigaCrysta 23.6インチ | ASUS TUF Gaming VG259Q 24.5インチ | Acer SigmaLine 27インチ | KEIAN GD270QD-GE 27インチ |
価格 | 31,980円 | 32,545円 | 39,980円 | 39,800円 |
入出力端 | HDMI×3/DisplayPort×1/ヘッドフォン端子×1 | HDMIx2/ DisplayPort×1 /ヘッドホンアウトジャックx1 | HDMIx2/ DisplayPort×1 / ヘッドホンアウトジャックx1 | HDMI×2 / DisplayPort×1 / ヘッドホン端子 ×1 |
内部スピーカー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
リフレッシュレート | 144hz | 144hz | 144hz | 165hz |
応答速度 | 0.6ms | 1ms | 1ms | 1ms |
ブルーライトカット | ◯ | ◯ | ◯ | × |
高さ調節機能 | ◯ | ◯ | × | 〇 |
メーカー保証 | 5年(別料金) | 5年(別料金) | 5年(別料金) | × |
まとめ
ゲームをするならモニターは必須ですし、良い者であればあるほど、より最高のゲーム体験ができます。
同じゲームであっても綺麗な画質でプレイした方が感動は大きいですよね。
モニターはこの違いが顕著に出ますので、私個人としてはお金をかけてもいいデバイスだと思っています。
ゲームだけでなくPC作業でも動画視聴でも使いますしね。
モニターを買う際に、今回の記事が皆さんの参考になれば幸いです。
それでは〜